スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 |
一服献上! ー22ー
何事もなかったかのように、再開しますね。

2012年6月3日16:00~
三条鴨川
ひとり


40%の降水確率をはねのけ、夕方には日も射す、よい天気。
今、一番いい季節の鴨川で、一服献上。

いつものベンチは、すでにたくさんの方。
ちょっと奥の、お地蔵さんのお隣をお借りする。

座し、水を撒く。
用意を整え、湯を沸かすと、まずはお地蔵さんへ一服。

さあ。



最初に声を掛けてくれたのは、雰囲気のあるおばさま。

 あら

と立ち止まり、じっと点前座を見つめる。
こんばんは、と声をかけると、びっくりしたように、

 お茶したはるの、

そうなんです、お茶しています。
よろしければ、一服いかがですか?

 いや、えぇわ。はぁ~こんなところで・・・!

お稽古されてらっしゃるんですか?

 いえ、教えているのよ。

うわ、そうでしたか!
時々いらっしゃる、先生クラスのお客様。
その後、
お家元がご覧になったら喜ぶわよ、とか、
学生さん?とか、
(この質問に『いえ、社会人です。』と答えるとき、
いつも一抹の恥ずかしさがあるのはなぜ)
お茶は何を使っているの?とか
(朝宮茶でした)のお話の後、

がんばってね!

スタスタと歩いて行かれた。
よい雰囲気だった。
あの、びっくりしたお顔が忘れられない。
一服差し上げたかったなぁ。



次に立ち寄ってくれたのは、自由生活者の方。
火をくれないか、とタバコをくわえながら言う。
マッチで火を付けてあげると、ありがとう、と言って、
お地蔵さんの更に奥の、ゴミ溜まりの上で寝始めた。すごい。



その後は、しばらくピタリ。誰も足を止めないのをいいことに、ちょっと離れて道ゆく方を観察。

kamocha20120603-1

見て、通り過ぎて行く。
それでもOK

 わ、お茶だ

気づいてくれるだけでいい。
こんなお茶、あるんだ。というだけで、大成功。

kamocha20120603-2
家元は、やっちゃいけないもんね、こんなこと。
だから私たちがやればいい。

風も気持ちよく、いい気分でのんびりしていると、

 あら、お茶してるわよ

女性の方。

 ん?

ご一緒の男性の方。
一服いかがですか、とお誘いすると、
状況があまり良く分からない風だったけど、じゃあ、と立ち止まって下さる。
60歳くらいでしょうか。明るく、オープンな雰囲気。

 へーいいわね。

そうでしょ、と円座をお渡し。
お食事へいらして、その帰りだそう。

本日の点前座。
頂き物の手作り茶碗と、印判の花蝶文茶碗。茶杓は自作、茶器は古い薬瓶。

kamocha21020603-3

いつもはレディファーストだけど、お電話がかかってきたようで、
まずは男性へ。

いい飲みっぷり。

 美味しかった、ありがとう!

こちらこそ、ありがとうございます。

女性が戻ってきた。
一服差し上げる。

 うん、美味しい。

うん、よかった!

お代はいいの?としきりに聞かれるので、
結構ですから、こんなことしていたよ、と宣伝だけしておいて下さい、
とお伝えする。

 そう?そしたら、話しておくわね。

じゃあ行きます、ごちそうさま、と歩いて行かれた。
オープンな雰囲気で品のある方たちだったな。



次に現れたのは、ホソミさん。何度かお会いしています。
お久しぶりです、一服どうぞ。

ゲストハウスを経営しながら、
ビジネスで中国へ行ったり、
歩き方研究していたり、
座禅したり、尺八吹いたり、と面白い方。

色々と人生相談をして、厳しいお言葉をたくさん頂いた。耳が痛い。

しばらくお話して、ホソミさんは
バイオリン弾きの外国の方と話してくる、
と言って河原へ降りて行った。

ゴミの上で寝ていた、自由生活のおじいさんは
いつのまにかどこかへ。

私も荷物を畳む。
7時でも、まだ明るさが残るな。
かばんに詰め込み、三条河原を後にした。


本日献上数:  3服
累計献上数:213服

【2012/06/11 01:35 】 | 鴨茶日誌 | コメント(0) | トラックバック(0) |
<<パリ茶 | ホーム | 3つのTEA CUBE>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://dailuck.blog47.fc2.com/tb.php/76-e1e9af1d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。