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きぬかけ茶会 当日。
2010年10月3日(日) 茶会当日
堂本印象美術館 別邸にて
ソマ、タニ、福の3名


朝、薄曇りの空。
お菓子を届けてくれたおじいちゃん曰く、

 まぁ今日は大丈夫やないかなぁ

とのこと。
本日のお菓子、幸楽屋製 『初紅葉』。

初紅葉

露地に水をまく。

水屋(控え兼準備の部屋)の用意が整う。

釜がかかる。

床は。。。おっと。花がまだ。

今回のお客様は、学会の合間を縫って来て下さるので、
人数や時間はまったく不明。
のんびり構えよう。。。と思っていたところ、
時間通りに最初のお客様がいらっしゃる。女性4名。

あらら。
落ち着いて、そっと入れる。
露を打つ。
kinukake-chakai hana

花は奥から、すすき、ほととぎす、ききょう。

お待たせしました。

1席目は、ソマさんがお点前、後輩が半東(給仕役)に。
点前は中置(なかおき)。

風炉は通常、畳の向かって勝手側、水指は客側に置くけれど、
10月のやや肌寒くなるこの頃、火をお客様に近づけるために
風炉を畳の中心寄りへ移動する。
暖かさと寒さを同時に感じる、うつろう季節の点前。

水屋(控え兼準備の部屋)から察する、茶室の雰囲気は、どうやら穏やか。
半東はやや緊張気味かな。

席はゆっくりと進む。



その後も数席。
お客様は、ぽつり、ぽつりといらっしゃる。

記憶に残ったことを、少しずつ書きます。



学会のお話をしながら入ってこられたお客様。
女性3名ほどだったかな。
点前は私。つつと進み、座す。

お話はにぎやか。わいわい。


柄杓を引く、コツン。



    ぴた



と時間が止まり、手元に、席の全部の息を引き取った感覚。



しばらく座して、

「どうぞ、ゆっくりお話なさってください。」

緊張が、徐々にほぐれる。わいわい。

しまり
ゆるみ
しまり
ゆるみ

点、点、点、点、を
打っていく感覚。



今度は私が半東でのこと。
女性のお客様2名。

 いつからお茶を?
 なんでお茶を?


という話から。

思うままをお話しする。

ひとつの道具、会話から広がる世界のゆたかさ。
茶からつながる、広がる、ありとあらゆる分野への興味、関心、関係。
利休たちが作ったコンセプトのおもしろさ。

まったく知らない、新しいものを見るような目で
見つめられた。


お時間よろしかったら、もう一服いかがですか?

 いいんですか?

どうぞ、どうぞ。今日はのんびりですので。

ゆったりとしていってくれた。
よかった。




また、ソマさんがお点前、後輩が半東。
後輩は、1席目と同じ彼。

どうやら、席が最初からとても和気あいあいとしている。

時々、笑い声も。

いいなぁ、と思いながら、ふすま越しに気配をくみとる。



後でこそっと、ソマさんに席の話を聞いた。

 半東がね、ずっと話が止まらなかったの。
 いちばん最初の席はちょっと硬い感じだったんだけどね、
 今回は席を本当に楽しんでいるようだったよ。


やっぱり、亭主も楽しくなくちゃ。
いい席は作れない。




天気はだんだんと、雨。

ぽつぽつと露地を濡らす。萩の花も、落ちる。

雨に落ちる萩





日も少しずつ傾き、受付は定時に。

お客様は多すぎず、ゆったりとしたお茶会だった。


雨に打たれながら、片付けはさくさくと。


夕闇迫り、入り口には電灯が点く。
kinukake-chakain enterance




玄関の看板の上には、最後の客人が。
kinukake-chakai annai



いいお茶会だったなぁ。
場所も素敵。

また是非、機会があれば。


今回献上数:15服
累計献上数:91服

written by 福
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【2010/10/21 02:02 】 | イベント | コメント(0) | トラックバック(0) |
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