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一服献上 -6-
お久しぶりでございます。

ひと月前の鴨茶の記録ですが、一服献上。



よく晴れた、気持ちのいい日曜日だった。

2009年10月18日(日) PM3:00~
三条大橋たもと いつものとこ
純々と


お茶事に来てくれた純々、
鴨茶に興味を持ってくれたので是非に、とお誘い。



日曜の昼下がりはとてもいい。

土曜の夜の、妖しく高揚した雰囲気とは打って変わり
歩いている人たちの様子が、健康的。

小さい子連れのパパママもたくさんいらっしゃる。

そんな中での鴨茶は、こっちもほっとする。

日や時間によって、
歩いている人の雰囲気がガラッと変わるのも
ここのおもしろいところ。



最初の訪問者は突然だった。

さて道具も出したし、始めようか、

と思った矢先。

 福さん!?

おぉ。その声は。

 ここでやってるの?へー!

PAZさん。
同じ茶の先生に学ぶ友人です。
スペインの方です。

前にちらっと鴨茶のことはお話していて
この辺りでやっているんだ、とは知っていたそう。

だけどまさか、遭遇するとは思っていなかったらしい。
そりゃそうだ。

PAZさん、その彼氏、
スペインからの友人が3名の計5名。

友人は今日、スペインから京都に着いたところだそう。

それは長旅ご苦労さま。お茶でも召し上がってください。


お茶を点てている間、
PAZさんが友人にスペイン語で説明。

なんでこんなとこでお茶を点てているのか、
丁寧に説明してくれた様子。

茶が点つ。


レディーファースト、女の子からです。

 おー・・・おー?

ん?

 うん、おいしい!

お、よかった。

友人のお兄さん方にもおすすめしたけど、
どうやらあの緑色がダメみたいで、断られてしまった。

あの色はやっぱり強烈なようだ。
ベルギーのジョセフも、現地の子供にお茶を点てたとき
 
 
 これは何でこんな緑色なの?

さて、なんでだと思う?

 なんでだろうなー

ふふふ、それはね。。。カエルが入っているからさ。。。



お茶飲んでくれなかったそうです。



さて、

PAZさんにも一服。


どこ行くつもりだったの?

 錦通りに!行ってみたいっていうからね。

それはいいねぇ

 そろそろ行くね。あそこは早くしまっちゃうからね。

うん、いってらっしゃい。

 そしたらまた。お茶ありがとう!

いえいえ。またね。



午後の日はまだ暖かです。



さて、次のお客様は小さかった。

お父さんと二人連れ、3歳の女の子でした。


 あ、お茶だって。かな、飲んでみる?

 ・・・(うなづき)

 いただけますか?

はい、もちろんどうぞー


純々に点ててもらいます。
薄めでよろしく。

お父さんに隠れて、こちらをじっと見る女の子。


お茶が点ちます。

 かな、飲んでごらん。

 ・・・(ごくり)  ―――!!!

おぉぉ、すまない、そんなに苦かったか!

完全にお父さんに顔をうずめてしがみついて、
こっちを向いてくれない。


あー 申し訳ない。。。


一瞬、絶交関係に陥ったものの
最後はちゃんとバイバイしてくれました。




まだ彼女には早かったな。大人の味だもの。


そんな言い訳をしながら、
2人してちょっと落ち込んだ。



まだまだ来ます。

お次は若いお兄さん2人組。
所用で立ち止まったところを、声かけました。


お茶いかがっすか?

 へーお茶だって。もらいます。

気さくだ。いいな。

大阪から遊びに来ているらしい。
学生さんらしい。
冗談交えて会話が続く。


お茶が点ちます。どーぞ。



 うん、うまいっす。

よかった。これ(鴨茶)、どんなこと感じました?

 なんか、こんな簡単にお茶ってできるんやなって、硬いイメージがなくなりました。




これはすごく嬉しかった。

自分の伝えたいことが、言葉を用いずして伝わったことが、すごく嬉しかった。


人から聞いた言葉、外から入ってきた言葉は、
あっという間に頭の隅から抜け落ちていく。

だけど、「自分が」感じたとき、
感覚が「自分の」内側から出てきたとき、
それは、とても強い根を体に張る。

だから、一瞥をくれて通り過ぎる人ばっかりでもいいのだ。
その人たちの中に何か、種が蒔ければいいのだ。
少しだけ根を張れればいいのだ。
いずれ花が咲くかも知れないのだ。



話を鴨川へ戻す。


その後少し、話を続けた。


のんびり。


風が、少し冷たくなってきた。


お兄さん方は、そろそろ帰るそう。

ありがとう!と元気に言うと

手を振って歩いて行った。





日が沈んでしまった。

家族連れの姿も、ちら、ほら、としか見えなくなっている。

今日はおしまいとします。


いつもと違い、健康的な雰囲気の中、
道具をバッグに詰め込んで
帰り道を急ぎましたとさ。
written by 福


今回献上数: 5服
累計献上数: 29服
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【2009/10/22 23:18 】 | 鴨茶日誌 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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